日本に第3次中国進出ブームが起こる=鳩山政権のアジア重視路線で

2009年9月1日、韓国紙・朝鮮日報によると、大和総研投資戦略部シニアエコノミストの肖敏捷(シャオ・ミンジエ)氏はインタビューで、アジア重視を掲げる民主党政権が誕生する日本で「第3次中国進出ブームが起こる」と指摘した。2日付で香港の中国評論新聞社が伝えた。

肖氏は「日中間の最も太いパイプ」について、「民主党の小沢一郎代表代行と温家宝(ウェン・ジアバオ)首相の最有力後継候補と言われている李克強(リー・コーチアン)副首相」と答えた。李副首相が来日の際、小沢代表代行が地元・岩手に構える別荘に宿泊するほどの仲だという。「両国間の政治と経済は今後この2人が舵を取る」と肖氏は指摘した。

また、新政権誕生に伴い「日本における中国の地位に変化はあるか?」との質問には、「今年上半期の対中国輸出は対米輸出を上回った。中国は日本企業にとって最大の市場となっている。日本企業はこれまで日中経済の最大の障害となっていた自尊心をかなぐり捨てるはずだ。アジア重視を掲げる民主党政権が誕生すれば、その勢いはさらに増すだろう」と答えた。

肖氏は日本企業の「自尊心」について、「これまでは日本市場で成功したものを韓国、台湾、中国の順で投入してきたが、今は中国が一番先だ。これからは中国で生産し、中国で販売するのが当たり前になる。日本企業は中国人好みの製品を生産するようになるだろう」と解説した。

Record Chinaニュースから転載

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